自分だけのロックを設定できる「パターンロック」
AndonandOSを搭載しているスマホでは、
「パターンロック機能」を利用することができます。
パターンロックとは、自分だけに設定できるロック機能のこと。
ロック画面に9つの点が表示され、
点と点を結ぶルートを自分で設定することによってロック機能を利用できるというものです。
設定したパターンを指で辿るとロックが解除されます。
どの点から開始してもよいのですが、必ず4つ以上の点を通ることや、
同じ点を通過するのは1回のみなどの決まりがあり、それに伴ったパターンを考えて設定する形です。
パターンロックのメリット
パターンロックのメリットは、自分だけのパターンを設定することができるため、
高いセキュリティ性が期待できるという点です。
前述した設定時の決まり事を守っていれば、
かなり複雑なパターンを設定することも可能ですので、
よりセキュリティ性を高めたい場合は9つすべての点をより複雑な経路で通るよう設定するとよいと思います。
逆に、ロックは使用したいけれどそこまで高いセキュリティ性は求めていないということであれば、
極力シンプルなパターンを設定することでロックが解除しやすいなど、
その人の必要性に応じたパターンを設定できるのも、パターンロックのメリットです。
パターンロックは意外と推測されやすい?
逆に、パターンロックにはいくつかのデメリットもありますので、
この点について詳しく触れておきたいと思います。
パターンロックは意外と推測されやすく、
ロックを解除されてご主人の浮気がバレてしまった、
という人も少なくありません。
暗証番号などは、家族など近い存在の人だと推測されやすい場合がありますが、
パターンロックは自分だけの動きを設定できるので、セキュリティ性は高いはず。
しかし、これには意外な盲点があります。
パターンロックは指で点をなぞってロックを解除しますが、
この指の跡が画面に残りやすいのです。
特に男性の場合、肌の皮脂が多い人になると指の跡がくっきり残ってしまうようで、
その跡を目を凝らしてチェックし、ロック解除方法が見つかってしまうそう。
スマホの画面に保護フィルムを貼っている人は多いかと思いますが、
このフィルムには光沢ありと光沢なしのタイプがあり、
光沢ありを使用している人はさらにパターンの跡が残しやすいようです。
そのほか、セキュリティ性を高めるために複雑なパターンを設定しすぎてしまい、
自分が設定したパターンを忘れてロックが解除できなくなった、という人もいます。
パターンロックは便利な機能ではありますが、
使用においては気をつけなければならない点がいいくつかあるようですのでご注意くださいね。