人気ソフトウイルスバスターのクラウド版
トレンドマイクロ社のウイルスバスターといえば、ノートン・アンチウイルスに並んでパソコン普及期以前から使用されてきた息の長いウイルス対策ソフトです。
今も何か新手のウイルスやセキュリティ上の脅威が登場したときには、いち早く公式のアナウンスを出すものとして知られています。
ですが他にフリーでしようすることができるウイルス対策ソフトが登場してきたことにより、次第に存在感が薄くなってきてしまった感も否めません。
もともとウイルスバスターは多機能だけれどもインストール時の動作が重くなることが問題になっており、それが他の軽量化をはかったソフトにユーザーを奪われる要因になってしまっていました。
そこでウイルスバスター クラウドではウイルス対策だけでなく不正なWebサイトへのアクセスを防ぐための機能をオンラインで行うという新たな機能をつけることを始めました。
パソコンにインストールする容量を激減
ウイルスバスター クラウドの特徴は、以前までのウイルスバスターシリーズと違い、パソコンに実際にインストールする容量を約2割にまで減らしたということにあります。
機能のほとんどはオンライン上で行うため、従来の8割にあたる機能は常に最新版のまま使用をすることができるようになっています。
またオンラインでセキュリティを行うことにより、リアルタイムで最新のマルウエア対策をすることもできるようになっており、安心してパソコンや端末を使用することができるようになっています。