ワーム

単独で存在ができる

マルウェアの一種がワームウイルスです。
このタイプのウイルスには2つの大きな特徴があります。
それは自分自身で複製を作成して感染を広げることができる点と、単独で存在することができる点です。

この2つの特徴を持っているのがワームウイルスなのです。
普通のウイルスは他のプログラムの中に寄生しないと存在できないのですがワームは違うのです。
ワールはトロイの木馬とウイルスの両方の性質を有している存在のため、とても厄介であり、感染速度はかなり早いです。

ワームの中には感染した後にネットワークを介して次の感染先を探していくものがあります。
大量のメールを送って感染を広げたり、さまざまなIPアドレスにアクセスするタイプがります。
たとえば2003年に発生したとあるワームウイルスでは8.5秒で感染の数を倍にしていきました。

これまでのコンピュータウイルスの歴史の中で感染数のトップ5の中で4つがなんとワームです。
ワームによる感染数は甚大な数であり、被害額もかなり大きなものとなっています。
ただし、感染力が強くて派手に動くワームの場合はユーザがすぐに気がつくことができるため、収束するのも早いです。

しかし、最近のウイルスの中にはおとなしく活動をして、できるだけユーザに見つからないように工夫されたものがあります。
このようなワームによって不正行為が実行されたり、個人情報が盗まれてしまいます。

ワームの感染経路

ワームの感染経路は4つあります。
まずはネットワークを介した感染です。
ワームはあるコンピュータに感染すると、そこからランダムにIPアドレスを作り出して、新しい感染先を探していきます。

コンピュータがネットワークにつながっている限りはワームにアクセスされて感染する危険性があるのです。
また、メールにワームが添付されており、それを開いたことによって感染することがあります。
ワームはコンピュータ内にあるアドレスからどんどんメールを送信していき、それによって感染者を増やしていきます。

共有フォルダから感染するケースもあります。
コンピュータに感染したワームが共有フォルダにコピーを置いて、そこにアクセスしている他のコンピュータが感染してしまうのです。
外部ドライブからの感染も報告されています。

たとえばUSBメモリーの中にワームが潜んでいて、この外部ドライブがコンピュータに差し込まれると感染してしまうのです。
このようにたくさんの感染経路が存在しています。
基本的にはウイルス対策ソフトを導入していて、不用意に見知らぬソフトを開かないようにすれば感染を防ぐことは可能です。

ワームに感染してしまうと、コンピュータを止められたり、情報を盗まれる可能性があります。
マルウェアをダウンロードされたり、仮想通貨の制作といった被害もあります。
メールを送信されたり、プリンタを乗っ取られることもあるため、とても怖い存在です。