マルチユーザーで使用する機器は要注意

複数人での共有使用

家庭でも会社でも、1つのパソコンを複数人で共有し、マルチユーザーとして使用することはあるでしょう。
この場合は、1台のパソコンに対し、共有使用する人数分のアカウントを作成し、利用します。
アカウントはそれぞれに発行されますが、パソコン内の情報やソフトなどは、共有して使用することとなります。

ここで気をつけないといけないことは、パソコンの中の情報は、他の共有利用者も閲覧できることです。
特に社内機密である情報、取引先との情報などであれば、他の人に見られるのは避けるべきです。
理想は共有パソコンを使わず、社員ごとに用意されたパソコンを使うべきであり、共有パソコンの情報は、第三者に漏洩する危険もあります。

マルチユーザー利用の注意点

・アカウントごとに領域を確保する

最新のアンドロイドOSやサーバ用OSならば、複数人で1つのパソコンを使っても、アカウントごとに領域を確保できます。
利用者を別々に出来るのはもちろん、使うアプリケーションやソフト、フォルダも別々にでき、共有設定することも可能となっています。
メーラーなどもアカウントごとに設定できるので、他の人に見られる心配がありません。

・共有設定は行わない

マルチユーザーでは、ファイル共通などの共有設定も出来ます。
しかし、共有するとそれは他の人も見られる内容となり、社内で重要なファイルなどは、共有しないようにしましょう。

・履歴に気をつける

アカウントごとに、そのパソコンでの使用内容は、履歴として残ります。
履歴により、どこの会社と取引したか、誰にファイルを送ったかなどもわかるので、履歴は残さない設定にした方が良いでしょう。
もしも、クレジットカードやネットバンクを使えば、その情報も残ってしまいます。
ちなみに、履歴にはログオンとログオフ記録も残るので、誰が何時にログオンしてログオフしたかもわかります。
このときに、怪しい時間帯にログオンするなどすると、不正アクセスでないかと疑われます。

マルチユーザーでの使用には、このような事に気をつけます。
その中でも、基本となることが、アカウントとパスワードは他人に教えないということです。
社内で他の人が見られる場所に、保管して管理しないようにします。
またパスワードは、誕生日の数字など、他の人が容易に推測できる内容にしないようにします。
ログオンした後は、そのままにせず、使用が終われば、必ずログオフするようにしましょう。

さらには、パソコン内の情報は、勝手に社外に持ち出さないようにして、社外への漏洩を防ぎましょう。
社内に、個人的なパソコンやUSBメモリを持ち込み、ファイルなどをコピーすることも、行ってはいけません。